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今さら聞けない!「結婚式のご祝儀」の相場とマナー

  • 2018.6.25
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結婚式で頭を悩ませるポイントと言えば、やはり“ご祝儀”ではないでしょうか? 果たしていくら包めば良いのかなど、悩みは尽きないもの……。

今回は“結婚式のマナー”シリーズ第2弾。今回もマナー講師であり、ブライダルモデルとして雑誌や広告で活動を続けてきた筆者が、リアルな“結婚式のご祝儀”についてご紹介します。

結婚祝いの贈り方

ご祝儀袋は、金額に見合ったものをチョイスするのがベターです。
出典: Kuznetcov_Konstantin/Shutterstock

結婚祝いを入れるご祝儀袋の選び方にはマナーがあります。基本的には、“金額に見合ったご祝儀袋”を選びましょう。1万円ならシンプルなご祝儀袋を、2〜3万の場合はひだ飾りや少し凝った水引があしらわれたものを選ぶのが良いでしょう。

5万円なら格調高い色使いや豪華な水引のものを。7〜10万クラスなら大判で厚みのある松竹梅や、鶴、亀などの飾りが付いた豪華なものを選ぶのがベターですよ。「中身は少ないけれどご祝儀袋だけは豪華に!」という気遣いは、あらぬ誤解を与えてしまいますので、控えた方が無難です。

住所や氏名は「中包み」に記載する

ご祝儀を選んだら、次は“表書き”です。「壽」または略字である「寿(=ことぶき)」と書くのが最も一般的です。「お祝い」というのも最近では増えて来ているようです。次に「ご結婚祝い」「祝 御結婚」などが多いようですね。

なお注意点としては、結婚祝いの場合は文字数が偶数にならないように注意しましょう。偶数になる場合は「祝 御結婚」のように文字感を空けて書くと良いでしょう。

次に、中包みに金額と住所氏名を書き、新札のお祝い金を入れます。中包みに金額と住所氏名がきちんと記載されていることで、新郎新婦が状況把握をしやすくなるので、心遣いのひとつとしてお忘れなく。

いまだにあるの?金額のタブー

「ご祝儀が偶数だと縁起が悪い」は過去のもの…?それでも「4」や「9」など、避けた方がいい数字もあるようです。
出典: inspire finder/Shutterstock

「割り切れる数字は縁起が悪いからご祝儀は奇数にする」という話を、みなさんもどこかで聞いたことはありませんか?

たしかに以前は慶事には縁起が悪いからと奇数が基本でした。しかし最近ではペアを表す2は良いとされ、2万円は一般的になってきているようです。

他に8万や10万を贈ることもあります。なお、“死”や“苦”をイメージさせる4、9は避けるようにすると良いでしょう。

会費制はお祝い不要?特殊なシチュエーションでのマナー

夫婦で出席する場合は、お祝いは2人分が基本です。ひとり2万円ずつ4万円を包むなら3万円か5万円にします。

挙式のみに参列し、披露宴に出席しない場合はどうでしょう? その場合は挙式前に直接手渡すか、時間がなければ郵送します。

最近増えて来た会費制の場合はどうでしょう? この場合は会費自体がお祝いになるので基本的にお祝いは不要ですよ。

ご祝儀の相場といえども様々な形があります。お互いに無理のない範囲で幸せな時間を共有したいものですね。

【画像】

※ sunabesyou、Kuznetcov_Konstantin、inspire finder/Shutterstock

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