トレンド眉は老けて見える!? アラサーの「正解眉」のつくり方♡

モデルとして、数々の一流ヘアメイクさんのワザを間近で見てきた有村実樹さん。真面目で研究熱心な彼女は、メイクさんを質問攻めにして知識やテクニックを吸収。そんな実樹さんのメイク講座は即使えるテクニックが満載で、常に満員になるほど大人気です。

今回は、アラサーを上品かつ若々しく見せてくれる「基本の眉の描き方」を徹底的に聞きました！

A.ペンシルの持ち方とスクリューブラシでナチュラルにできます
「トレンドとはいえ、全体が濃いと、眉がのっぺりと海苔のように見えてしまいます。アイブローパウダーは濃淡をつけやすいのですが、ペンシルで眉頭は淡く太く、眉尻はシャープに描く方法をお教えします」

・How to

1.眉山から眉尻をシャープに描く

まず眉山から眉尻を描きます。眉尻は濃く、ペンシルを立てて1本1本シャープに描いて。眉尻は、眉頭より下がらないように。

2. 眉頭側へと淡く色をのせる

ペンシルを寝かせて持ち、眉頭は淡く、低い筆圧で全体を描いて。毛のない部分だけ描くと、光が当たるとムラが丸見えに。

3. アウトラインをぼかしていく

スクリューブラシでアウトラインをぼかし、眉毛自体を立ち上げるように上方向にブラッシング。ふんわりと立体感のある眉に。

4. あらゆる角度からチェック

他人から見られやすい、ななめや上から手鏡でチェック。骨格とずれていないか、描けていない部分がないかを確認。

・使ったのはコレ

芯が柔らかく、なめらかな描き心地。ぼかしやすいのに汗や皮脂、こすれにも強いのが特徴。

ラスティングブロウライナー02 ¥3,000／アナスタシア

こすれや皮脂に強く、取れにくい。

デジャヴュステイナチュラP 楕円細芯ウォームブラウン¥900／イミュ

A. 眉山は小鼻と黒目の延長線。眉尻は小鼻と目尻の延長線

「なりたい顔のイメージにより多少アレンジしますが、基本はこの眉山、眉尻の位置を大切に。このポイントを踏まえて描いたときに大きくはみ出る部分だけカットしましょう」

A. 抜くのは3本まで。カットも最小限に！

「抜くのはどうしても必要のない3本まで。眉全体をカットすると切り込みすぎるので、なるべく伸ばしてスクリューブラシで毛流れを作ってから、はみ出す邪魔な毛のみカットして」

A. 好きな形の方の眉から描いて、そちらに合わせる

「鏡で左右見比べて、自分の好きな眉毛を決めます。まず好きな側の眉毛を仕上げて、もう一方をそれに合わせて描くと左右差が出にくいです」

本誌7月号『モデルでメイク講師有村実樹さんに「すごいド素人なこと聞くんですけど」Q＆A』では、ほかにもパウダリーファンデーションの使い方からアイライナーの持ち方まで、メイクテクニックをご紹介しています。ぜひチェックしてください！

撮影／資人導（vale.）ヘアメイク・モデル／有村実樹スタイリング／弓桁いずみ取材・文／吉田瑞穂（muse）