1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. トイレは底が見えない深い穴!? 子どもがトイトレを嫌がる理由【子育ては時にしみじみ 〜山本三兄妹の成長記録~ 第11話】

トイレは底が見えない深い穴!? 子どもがトイトレを嫌がる理由【子育ては時にしみじみ 〜山本三兄妹の成長記録~ 第11話】

  • 2018.6.25
  • 16453 views

こんにちは。山本みつ湖です。

今回は、トイレトレーニング(おむつ外し)についてです。今末っ子が5歳なので、3年ほど前にトイトレーニングをしたはずなのですが、なぜかほとんど思い出せません。そこで、7年ほど前に、人生初めて実践したときを思い出しながら書いてきたいと思います。

長男が2歳、次男が生後半年ほどのとき、夫がこう言いました。



実家も義実家も遠く、兄弟育児でいっぱいいっぱいだったわたしは、なんだか物凄く大変そうな「トイレトレーニング」になかなか取りかかれずにいました。

そんな時、夫が「俺も一緒にするから」と言ってくれ、いよいよトイレトレーニングを開始することにしたのです。

そして数日後! 夫チョイスのおまるが自宅に届きました。



夫が選んだのはとことんシンプルなおまる。もちろん補助便座としても使える優れものです。

早速、長男を座らせてみることにしましたが…



まさかの全拒否! 長男は暴れに暴れて大泣きし、座らせることもできません。

服を着たまま試してみたり、日を置いて再び座らせようとしてみたりと色々試しましたが、足をギュッと縮ませて、何が何でも座ろうとせず泣き叫ぶのです。

困り果てたわたしたちは、近所の子育て広場に相談に行くことにしました。「全くおまるに座らないのです」と。

すると相談員の方がこうおっしゃいました。



長男がそういう風に感じているなんて考えてもみなかったので、目からうろこでした。

「下に何もない状態が怖いとすれば、新聞紙をおまるの上に敷いて、そこに直接座る練習から始めてみればスムーズにいくかも」

とアドバイスをいただいたので試してみましたが、変わらず激しい拒絶が続きました。そこで夫婦で話し合い、しばらくトイトレーニングをやめることに決めたのです。


そして、最初のチャレンジから約1年後。

長男3歳、次男1歳半の頃、2人ともおまるに座れるようになりました。当時のアルバムには、向かい合って笑顔でおまるに座る長男と次男の姿が残っています。



こういうわけで、長男のおむつが外れたのは3歳を過ぎてからでした。次男は2歳になる頃にはとれていたように記憶しています。

次男はおまるに座らせても全く怖がらず、最初から普通のトイレに補助便座でも余裕の表情を見せていました。
(長男はおまるから普通のトイレに移行するのもだいぶ時間がかかり、座れるようになったのは1歳半年下の次男よりも遅かったくらいでした)。

同じ兄弟でもこんなに違うものなのかと驚いたことを覚えています。

トイレトレーニングがうまくいかなかったとき、「自分のやり方が悪いのかな」「どうしてこの子だけ外れないのだろう」など焦りが出て苦しい時期がありました。無理にトレーニングを続けると、親も子も疲れ果ててしまいますし関係も悪くなってしまいますよね。

でも、子育て広場に相談に行き、それぞれの子どものタイミングがあると教えていただけたことで「早くしなければ」という焦りから解放された気がします。

そして、実際に長男と次男のトイレトレーニングを経て、たとえ始めるのが遅くても、その子どものタイミングに合えばスムーズに進めていけるものなのかも、という考えに変わりました。

わが家のトイレトレーニングの思い出は以上です! もし、どなたかのお役に立てればとても嬉しいです。

これからトイレトレーニングを始める皆さんが、それぞれにぴったりな方法を見つけられますように。お子さんも親御さんも、ニコニコ楽しめますよう祈っています。

(山本 みつ湖)

元記事で読む
の記事をもっとみる