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子どものヘアドライ「地味に毎晩疲れる…」ママを助ける“時短”で乾かす4つのテク

  • 2018.6.25
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女の子ママのプチ悩みで意外と多いのが、髪の毛を乾かすのに時間がかかる問題。

ママとしては面倒だから短く切ってしまいたい! と思っても、幼い頃から美意識が高い女の子は「髪の毛、伸ばすー」となかなか切らせてくれないケースが多かったりもしますよね。ほかにも、自分がかなえられなかった黒髪ロングの夢を娘に託しているというママや、バレエやダンスなどの習い事や七五三のために伸ばしているという女の子もちらほら。

そんな女の子の黒髪ロングですが、朝のアレンジはともかく、お風呂上がりのドライヤータイムがストレス…というママが、ちまたにはあふれているとか。ごはんにお風呂に宿題に…と親子で多忙な夜のタイムスケジュールに少しでも余裕をもたせるためにも、ヘアドライの時短はぜひ実践したいところです。

そのコツを、ご自身もママであるヘアメイクの森田めぐみさんに聞きました。

お話をうかがったのは…
Hair&Make-up/Nail 森田めぐみさん
フリーランスのヘアメイク。広告・TV・雑誌などさまざまな媒体でタレントやモデルのヘアメイクやネイルを担当。4歳(男の子)と1歳(女の子)の2児の母になった現在は、家事に育児に忙しいママ達のために時短メイク術を日々研究している。

■子どもの時短ヘアドライその1:決め手は「1枚プラス」のタオルドライ


お風呂から上がったら、子どもの体をふいたバスタオルで、そのまま頭もふいてしまうという人がほとんどなのでは? 時短ヘアドライを意識するなら、バスタオルでふいた後、さらに乾いた新しいフェイスタオルで髪の毛だけをタオルドライ。それだけで、髪の毛の水分がグンと少なくなり乾きも早くなります。

「使うタオルが増えると、ママ的には洗濯ものが増えるのが気になるところではありますが…。髪の毛を乾かす時間が随分短縮できるので、ぜひお試しあれ」と森田さん。



その後、ドライヤーで乾かす際も、そのフェイスタオルを引き続き使います。乾かしている間は子どもの肩にかけておき、ドライヤーを当てる部分の髪の毛をタオルでつまみながら乾かしていきましょう。ドライヤーの風とタオルドライの相乗効果で、素早く髪の毛の水分がなくなります。




■子どもの時短ヘアドライその2:ドライヤーは「根元」に当てる


さらに、時短ヘアドライのコツとしては、毛先ではなく根元を乾かすこと。根元の水分をとばすことで毛先に水分がたれなくなり、結果的に髪全体が乾くスピードがアップします。また、雑菌が繁殖しやすいのも髪の毛が密集している根元。素早く乾かして清潔さもキープしたいですね。

まずは、地肌をかきあげるようにして、根元にドライヤーを当てます。この時、ドライヤーは上から下へ風を送るようにしましょう。後頭部をまず一番に乾かし、どんどん下へと移動しながら乾かしていきます。ブロッキングするとやりやすいのでオススメです。

■子どもの時短ヘアドライその3:ドライヤーの向きは「後ろから前へ」が基本


子どもには、やや下を向いてもらい、ママは後ろから前へを意識するように乾かしていきましょう。後頭部の根元から乾かすので時短効果があるうえ、頭の形に沿って乾くため髪の毛がふんわりと丸みを帯び、仕上がりも美しくなります。

子どもはもちろん、大人にも共通して使えるテクニックなので、ぜひママ自身も実践してみてください。

■子どもの時短ヘアドライその4:毛先は最後「ブラッシング後」に乾かす


地肌がおおむね乾いたら、最後に毛先を乾かしましょう。ぬれた髪の毛はキューティクルが開いているため、ブラッシングで傷つけてしまう場合もがあります。毛先の絡まりをとる場合は、目の荒いブラシを使うことをオススメします。



■子どもの時短ヘアドライ番外編:ドライヤーにもこだわって買い替えを

基本的には手持ちのドライヤーで上記の時短テクを試すだけでも、時間と仕上がりに歴然とした差が生まれます。しかし、もし買い替えるタイミングなら、どんなドライヤーを選ぶかによって乾かす早さがグッと変わるので、ぜひチェックしておきたいところです。

例えば、プロである森田さんが実際に使っているのは、LOUVREDOの「復元ドライヤー」。こちらは髪を傷めない低温でありながら水分を振動させる乾燥方式により、速乾を実現してくれるそう。


「子どもの髪の毛は、大人と違って柔らかくて細いですね。そのため、ちょっとした時短テクを使うだけで、驚くほど早く髪の毛を乾かすことができますよ」と森田さん。夜のタイムスケジュールに少しでも余裕ができたら、母娘のコミュニケーションの時間がもっと増えそうですね。

取材・文/aica
キッズモデル/松崎凜

(ライターチーム123)

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