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交際が長くなると「好き」と言ってこなくなる彼氏のホンネとは?

  • 2018.6.24
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好きと言ってこない男子って、きわめて日本人的な発想をする男子だと言えるのではないかと思います。

たとえば欧米人って、毎朝「好きだよ」のキスをしてから「行ってきます」と言っているのを映画なんかで見かけますよね。

「言わないのは思っていないのと一緒」と考えてそうな欧米人と、「言わなくても察してよ」と思っている日本人、みたいな対比は、

昔からそこここでよく言われていることなので、今さらここに書くまでもないことかもしれませんが。

と言いながらさらに続けるなら、「言わなくてもわかるだろ、察しろよ」という日本人らしい発想が、「おれは言っていない=指示していない=だからおれには関係ない」という考え方を生み出して、

結果としてそれが、特に男の世界でパワハラになって、それが今いま社会問題化しているわけですよね。

さて今回は、交際が長くなると「好き」と言ってこなくなる彼氏のホンネについて、一緒に見ていきたいと思います。

■言うのが恥ずかしい

定番の解釈として「好きと言うのが恥ずかしい」というものがありますよね。

女子はたとえば、高校生の頃、親から「彼氏ができたんなら、うちに連れておいでよ、彼と一緒にご飯でも食べようよ」と言われた人もいると思います。

対して男子は……そういう親を持つ男子ってすごく少ないはずです。もしあなたが高校時代、彼氏のお母さんとすごく仲が良かったのなら、それは稀有な経験だったと言えるでしょう。

このように育ってきた男子にとって、恋愛関係の言動はすべて「恥ずかしいこと」であり、「隠れてコソコソしたほうがいいのではないかと思えること」なのです。

だから、彼女におおっぴらに「好きと言ってよ」と言われても、「それ、口に出して言うことなの? 恥ずかしいんですが」と思ってしまうのです。

■それは前提条件でしょ?

交際中のカップルにとって「好き」という気持ちはすでに前提条件だから、今さらそこをいじっても意味ないじゃない? という男子もホンネもあります。

そういう男子は、ではどこをいじりたいと思っているのか?

たとえば「好き」という「安定した関係」をベースに、さらに仕事に打ち込みたいと思っていたりします。

あるいはふたりの関係をより強固なものにするために、彼女と共通の趣味で楽しみたいと思っていたりします。

■「好き」という言葉はイチゴショートと同じで特別なものだから

スイーツ好きの女子にとって、イチゴのショートケーキはもはや「ありふれたもの」だったりしますよね。

イチゴショートはありふれたもので、インスタ映えするパンケーキは並んでも食べたい特別なもの、みたいな感覚ってないですか?

ある種の男子にとって「好き」という言葉は、むかしの女子にとってのイチゴショートみたいに特別なものだったりするらしいです。

ある特定の言葉を人がどのように捉えているのか、つまり他人の頭の中というか思考回路って、そう簡単にわかるものではないので、

これまであまりこういう解釈がなされてこなかったと思うんですが、でもある種の男子にとって「好き」は「特別な言葉」です。

なので、日常的に好きと言ってよと思っている女子の感覚についていけないところがあるんです。

でもあれですね、イチゴショートが特別なもの、という男子の感覚も相当時代遅れですよね。

いかがでしょうか。

3つのホンネをお届けしました。

思うんですが、好きなら好きと、ハッキリ言葉にして相手に伝えたほうが、ラブラブ状態が長持ちします。

「察してほしい」とか「この言葉は特別だから」とか、そういう考え方には、わずかではあっても相手に対する甘えが含まれているでしょ?

カップルはお互いに精神的に自立していたほうが幸せ度が高いです。なので甘えを捨てて、好きなら好きとちゃんと口にする。愛しているのなら愛しているとちゃんと口にする。こういうのって大事です。

もちろん、「好き」以外のことについても同じことが言えます。とくに女子はエッチ関係のことを彼氏に伝えるのが下手ですよね。それこそ恥ずかしいと思って。

でもそれだって、彼にしてもらいたいことを「してほしい」とちゃんと言うことが大切なんです。

「もっと触って」とか「今夜はしたい」とか、そういうのをちゃんと言わないから、無用な誤解が生じて、結果としてツマラナイことになるんです。(ひとみしょう/文筆家)

(愛カツ編集部)

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