花粉症の人は要注意!?急になる人もいる「豆乳アレルギー」の危険性

近年、健康や美容にいいと大人気の豆乳。美容のために意識的に摂っている人も多いと思いますが、一方でアレルギーを発症する人が増えています。大豆アレルギーではない、今まで豆乳を飲んでも問題なかったという人でも、症例が報告されており、特に成人女性に発症するケースが多いようです。今回は、知っておきたい「豆乳アレルギー」についてご紹介します。

■「クラス1」「クラス2」の2つの食物アレルギー

食物アレルギーには「クラス1」と「クラス2」の2種類があります。

「クラス1食物アレルギー」は通常の食物アレルギーで、食物が消化管から吸収されてアレルギーを起こすもの。代表的な食物としては卵や牛乳、そば、大豆などが挙げられます。

「クラス2食物アレルギー」は花粉症の人が、花粉症を起こすアレルゲンタンパクに類似したタンパクを含む果実や野菜を摂取した時に、口腔粘膜で発症するもので(これを「交差反応」といいます)、口腔アレルギー症候群と呼ばれます。口の中や唇の違和感やしびれ、顔面の腫れ、呼吸困難などの症状がでます。

豆乳はクラス1の「大豆によるアレルギー」と、クラス2の「カバノキ科花粉症との交差反応によるアレルギー」の2種類があります。近年の豆乳ブームで、クラス2の口腔アレルギーを発症する人が増えているようです。味噌や納豆に比べて加工の程度が低い点、液体である点で、豆乳はアレルギー症状が出やすいといわれています。

今まで豆乳を飲んでも大丈夫だった人も、カバノキ科花粉が1~6月に飛散するので、クラス2食物アレルギーに注意が必要です。

■こんな人は豆乳アレルギーに要注意!

(1)カバノキ科花粉症である

(2)リンゴ、モモ、サクランボ、ナシ、ビワなどバラ科の果物アレルギーがある

バラ科の果物の花粉は、カバノキ科花粉のアレルゲンと似ているので、これらの果物で、アレルギー症状が出る人は注意が必要です。また、豆乳をたくさん摂ると誰でも発症するということではないため、上記のアレルギーがある人は、今は豆乳アレルギーがなくても発症する危険性があります。

■もしかしたらスギ花粉症ではなくカバノキ科花粉症かも

血液検査で「シラカンバ」「ハンノキ」などの「カバノキ科花粉」で陽性になった場合、豆乳アレルギーの症状がでる可能性があります。スギとカバノキの花粉の飛散時期は重なっており、症状のみからでは判別ができないそう。心配な人は検査をすることをオススメします。

今年は花粉の飛散量が多いといわれる年。花粉症の方は一度、専門機関で検査をしてみてはいかがでしょうか。

(坂本雅代)

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