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その思いやり、おせっかいになっていませんか?

  • 2018.6.20
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幸せな恋をしたい女子の皆さま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。思いやりのある女性はモテると言いますが、人によって「思いやり」に対する感じ方は違うもの。そこで、今回は男性に好まれる思いやりについて考えたいと思います。

一歩間違うとおせっかいになる

思いやりのある女性
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相手のためを思ってやっているというのに、一歩間違うと「おせっかい」と取られてしまうのが思いやりの難しいところ。こちらとしては、相手のことを考えて、「よかれ」と行動しているのに、「うざい」と思われてしまったり、「おせっかい」と取られたり。



気になる男性や好きな人に対して、「してあげられることはないかな」と勇気を出して行動したのに、スルーされてしまったら悲しくなってしまいますよね。

自分主体か相手主体か

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思いやりには大きく分けると2種類あるとされています。



一つは、「自分ならこうする、こう思う」と、自分に寄せて想像することから生まれる思いやり。

もう一つは、「相手はこうなっているのかな? 今どんな気分かな?」と相手の状況を想像したうえでの思いやりです。



両者の違いとは、主体を「自分ゾーン」にするか、「相手ゾーン」にするかです。

例で説明してみましょう。

例えば食事の時に、「Aテレビをつける家庭」と、食事中は「B家族で会話を楽しむ」という家庭があったとしますよね。で、テレビをつける家庭に育った人が、Bの会話を楽しむ家庭に育った人を自宅デートに招いたときに気を遣って、「テレビつけるね」と言ったとします。それは、Aからすると「思いやりから発した行為なのですが、Bの「会話派」からすると、「会話したくないってこと?」と誤解する恐れがあるのです。

「質問」しないとわからない

自問自答する
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一方、相手に寄せる思いやりとは、「相手がどうしたいか」を考えて行動に移すものですから、食事をするときに「この人はどういう雰囲気の中で食べるだろう?」とまずは想像します。

もちろん、想像には限界がありますから、より相手を思いやりたいなら「テレビをつけますか?それとも?」と具体的に質問をするといい。 そもそも質問しないのは、「察するのがいい」とされる風潮や「あまり聞くとウザがられる」という情報などのせいだと思いますが、誤解が生まれるくらいなら、折々に聞いたほうがいい。

特に元気がないときに、どうすれば元気になるかというのは、男女で別れるところなので、質問するべきところです。女性は弱っている時は、好きな人に会いたいですから、「ご飯でも行こうか」と誘ったりしますよね。けれど、男性は元気がないときには、デートしたくない場合だってある。それは「聞かなければわからないこと」なのに、想像できないと「嫌われたんだ」と思い込んでしまうのです。

提案を反省する必要もない

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実際は、あなたがあなたの気持ちを総動員して、「良かれ」と思った提案が受け入れなかったからと言って「嫌われた」わけではないですし、また、相手に負担を与えたのでもありません。「自分に提案してくれた気遣いできる女性」という印象が残るだけです。 負担になるのは無理強いしたときでしょう。



相手の気持ちを聞かないで、「こういうときはケーキでしょ?」「ディズニーランドでしょ?」と無理強いしたら、相手も疲れるかもしれません。それは相手がしてほしいことではなく、あなたが「したいこと」をしているだけ。無理強いは止めましょう。

気遣いをいらないと言われたら…

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そうではなくて、「じゃあ何をしてほしいの?」と聞く。「今は気遣いはいらないよ」と言われたら、「わかった。必要な時には言ってね」と気持ちだけ伝えればいい。 そのうえで、「こんなときに気遣いとはいえ、自分に接触してくる女性はいらない」という態度を取られたら、その男性はあなたには合わないのです。



気遣いのスタイルを変えるのはいいとしても、気遣いの心を消し去る必要なんてないのです。あなたの気遣いを受け入れてくれる男性はいますから、「いらない」という男性を追いかけるのはやめましょう。

まとめ

●自分のしたいことでなく、「相手のしてほしい」ことをする

●相手のしてほしいことを知るためには「聞く」

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