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カリポリ新食感! 栄養豊富な手づくりおやつ「高野豆腐ラスク」【今日の時短ごはん Vol.70】

  • 2018.6.20
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こんにちは。料理研究家の越野美樹です。
高野豆腐はおだしを使って煮物にするとモソモソの食感で、苦手なお子さんもいますね。今回は、なんと高野豆腐でスイーツを作ってみました。子どものおやつにぴったりの「高野豆腐ラスク」をご紹介します。

高野豆腐を熱湯で戻して、冷ましている間に液を混ぜて浸し、オーブンで焼くおやつ。食パンのラスクとまた一味違って、素朴で懐かしい味のラスクです。甘さ控えめですが、なかなか満足感のあるおやつです。


カリカリに焼く「高野豆腐ラスク」は、一口かめば、メープルシロップの甘い香りが口に広がります。現代食は、歯ごたえのないものを食べることばかりなので、たまにはこんなカリポリの食感も新鮮ですね。小さいお子さんの歯がためにもオススメです。



おやつは糖質に偏りがちですが、「高野豆腐ラスク」なら植物性たんぱく質がおいしく手軽にとれますよ。パンで作ったラスクは炭水化物と糖分でできていて血糖値も上がりやすいですが、「高野豆腐ラスク」は大豆の栄養が満点! 栄養バランスのとれたおやつが手作りできますよ。オーブンに入れるまでは5分で作れるから、おやつに作りおきしておいてもよいですね。

■高野豆腐ラスク
調理時間 20分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹


<材料>2人分

高野豆腐 4枚
豆乳 100cc
メープルシロップ 大さじ2
塩ひとつまみ


<作り方>
1、高野豆腐は熱湯で戻し、ザルにあげる。

2、ボウルに豆乳、メープルシロップ、塩を入れて泡立て器などでよく混ぜる。

3、1が冷めたら2に入れて、170℃のオーブンで15分焼く。

オーブンで15分焼けばクッキーのようなサクサク食感、さらに5分から10分追加するとかりんとうクラッカーのような食感になります。オーブンがない場合はフライパンで焼けば、ふわふわ食感のフレンチトースト風おやつに! お子さんと一緒に、お好みの食感を探してみてくださいね。

■「高野豆腐ラスク」のアレンジ例

●アレンジ1 「チョコがけ高野豆腐ラスク」



焼きたての「高野豆腐ラスク」に包丁で刻んだチョコレートをのせれば、とろーりとけだして幸せな味に! 冷めたらチョコがカリカリになり、それもまた楽しい食感です。

●アレンジ2 「高野豆腐ラスクの抹茶まぶし」



「高野豆腐ラスク」に抹茶をまぶせば、和風なおやつが楽しめます。抹茶のかわりにココアきな粉をまぶしても風味豊かですよ。お好みでシナモンをふれば、八つ橋にも似たおやつになります。



日本の伝統食材、高野豆腐で作る楽しい食感のラスク。ついつい手が伸びて、止まらないおいしさです。糖質オフで、ヘルシーだからちょっと食べすぎても大丈夫。小さなお子さんから大人まで、カリポリ大合唱ですね。今まで食べたことのない新しい味を、ぜひ試してみてくださいね。

(越野 美樹)

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