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寿司バトルに絶景ドライブ、そして美しいパワースポット。多彩な魅力に出会う“山口”の旅

  • 2018.6.10
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山口県といえば下関のフグ料理は有名ですが、観光名所としてのイメージはあまりないかもしれません。ですが、近年どんどん人気スポットが増えてつつあり、いま注目の旅スポットでもあります。

そんな山口県の中でも、特に見逃せない3つの見どころを紹介します。1つは美しい海とまっすぐ伸びる橋で人気となっている「角島(つのしま)」、さらにCNNで“日本の最も美しい場所31選”にも選ばれた「元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)」、そして定番ながらやはり外せないご当地グルメを楽しめる「唐戸市場(からといちば)」。ぜひ山口を訪問する際のヒントにしてみてください。

エメラルドグリーンの海に架かる「角島大橋」の絶景

まずは「角島」です。名前や詳しい場所は知らなくても、ここの写真は見たことがあるという方も多いのではないかと思います。

▲架かっているのが角島大橋、そして橋の向こうに見えている島が角島

エメラルドグリーンに輝く日本海、そこに架かる長く大きな角島大橋、そして橋の向こうに見える角島。この景色を見るだけでも訪れる価値があると言える絶景で、近年ガイドブックなどで取り上げられることが多くなっています。

日本海は荒れた海のイメージが多いと思いますが、このように透明度が高く美しい海を見られる場所もあるのです。もちろん角島には海水浴場もあるので、夏には特に多くの人が訪れるスポットとなっています。

橋を車で走るだけでもとても気持ち良く、ドライブスポットとしてもピッタリ。橋を渡っている時には視界が左右の海と前方の島だけになるというなかなか体験できない景色に会うことができますよ。

“日本の最も美しい場所31選”にも選ばれた「元乃隅稲成神社」

続いては海に近いパワースポット「元乃隅稲成神社」です。数え切れないほどの赤い鳥居が並ぶ様子に加えて、自然の絶景も同時に見ることができる場所で、アメリカのニュース専門放送局CNNの“日本の最も美しい場所31選”にも選ばれています。

▲京都の人気観光地である伏見稲荷神社など、鳥居が立ち並ぶ景色は日本人だけでなく海外からの観光客にも大人気

海側が参道の入り口になっているので、参拝をしながらも途中で振り返ればいつでも絶景が味わえます。どこを切り取っても写真映えする景色なので、自分で好みの一枚を狙ってみてくださいね。

そして元乃隅稲成神社にはもう1つ注目すべき場所があります。それが下写真の大きな鳥居です。一見通常の鳥居とそれほど違うようには見えないかもしれませんが、参拝者が上の方を見上げていることに気づくことでしょう。

そうです、実はこの鳥居は上部に賽銭箱がつけられているのです。これは「日本一お賽銭を入れにくい賽銭箱」とされており、参拝者は下からお賽銭を投げ入れなくてはいけません。参拝の際はぜひチャレンジしてみてくださいね。

外せないご当地グルメは「唐戸市場」で満喫

最後は山口観光の定番、下関にある「唐戸市場」。新鮮な魚介類を食べることができる観光客にとても人気のあるスポットです。

特に金土日祝日限定で開催されている「活きいき馬関街(ばかんがい)」では、数々のお寿司が並ぶ寿司バトルが繰り広げられています。数え切れないほどの種類の寿司ネタや丼が売り出されるため、毎回写真のようにかなりの人で賑わいます。

下関の名物グルメであるふぐ(下関では「ふく」と呼ばれます)を取り扱っているお店も多く、一貫から購入することができるので、気軽に訪問して様々なネタを試してみるのも楽しいですよ。

注意して欲しいのは、訪問する際の曜日と時間帯。上記の通り「活きいき馬関街」が行われるのは、週末と祝日のみ。また、朝の8時(金土は10時)から開いているので、朝ごはんにちょっと食べる分には問題ありませんが、昼頃になるとすでにネタが減っているということも。午前中、あるいはできるだけ早めのお昼時に行かないと欲しい食材に有り付けないということもありますので、その点には充分注意してくださいね。

今回は3つのスポットに絞って紹介しましたが、山口県の見どころは他にも多くあります。例えば歴史に興味があれば「萩の城下町」や「松下村塾」、世界遺産に登録されている「萩反射炉」などを巡る旅もオススメですし、自然が好きな方であれば、秋吉台の「カルスト台地」や、「秋芳洞」という鍾乳洞のある美祢(みね)に行くのもいいと思います。ぜひ色々な山口の魅力を堪能してみてくださいね。<text&photo:岡本大樹>

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