1. トップ
  2. レシピ
  3. 1日50gでOK! 血糖値をコントロールするまいたけの栄養効果とおすすめレシピ

1日50gでOK! 血糖値をコントロールするまいたけの栄養効果とおすすめレシピ

  • 2018.6.8
  • 13669 views

まいたけの栄養効果

5月7日放送の「名医のTHE太鼓判!」(TBS系)では、血糖値が上がりにくくなる食材としてまいたけが登場。まいたけに含まれる栄養の効果や、朝ごはんにぴったりなまいたけスープのレシピが取り上げられました。

銀座泰江内科クリニックの院長・泰江慎太郎先生は、まいたけに含まれる「MXフラクション」の働きを解説。MXフラクションはまいたけだけに含まれる特別な成分といわれており、血糖値上昇を防ぐインスリンを活性化させてブドウ糖の合成を抑える効果が。1か月以上継続して摂取することで、効果がアップするという研究結果も出ています。

まいたけはカロリーも低く、食物繊維も豊富。コレステロールの吸収も抑えてくれるので、ダイエット食材としても人気があります。まいたけの食物繊維は「水溶性食物繊維」と呼ばれるもので、水に溶けやすい成分。MXフラクションも水に弱いので、茹でたりして食べるときは汁ごと全部とれるような料理がいいでしょう。

次に、泰江先生おすすめの、朝に飲むだけで1日の血糖値上昇を抑えられるメニューをご紹介します。

 

 

血糖値に効果的な食材のスープ

泰江先生がおすすめする食べ方は、「豆乳と白味噌のまいたけスープ」。朝に飲むだけで、1日の血糖値上昇を抑えられるメニューとなっています。

水200mlと豆乳50mlを鍋に入れ、顆粒だしを1杯入れて加熱。沸騰してきたら、白味噌大さじ1杯、まいたけ50gを投入して約3分煮込めば完成です。お好みで豆腐やニンジンを入れ、最後にネギをまぶしてもOK。まいたけ50gは1パックの半分ぐらいの大きさで、1日のに食べる量の目安でもありますよ。

白味噌に含まれる乳酸菌は血糖値の上昇を抑え、豆乳の大豆イソフラボンは血糖値を下げてくれるという研究結果もあるそう。実際に作ってみた視聴者からは、「想像以上に美味しかった!」「まろやかで食べやすい」「白味噌と豆乳って意外と合うんだね」と好評の声が上がっています。

番組ではほかにも、いつものメニューの糖質を抑えるアレンジレシピが紹介されました。根菜を使った筑前煮は、レンコンと里芋をブロッコリーに変えるだけで糖質を半分もカット。ミートソースパスタは、麺に糸寒天を混ぜてかさ増しすることで糖質を大幅に抑えることが可能になります。

血糖値は高いときだけでなく、急激な上昇と下降を繰り返す「血糖スパイク」にも注意が必要。糖質をカットすればダイエットにもなるので、日ごろの食事を改善して大きな病気を回避していきたいですね。

文/プリマ・ドンナ

元記事で読む
の記事をもっとみる