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肉じゃがやポテサラが大変身! 揚げない「ジャンボコロッケ」【今日の時短ごはん Vol.68】

  • 2018.6.6
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こんにちは。料理研究家の越野美樹です。
じゃがいものおいしい季節。肉じゃがやポテトサラダを、つい作りすぎてしまった時のリメイクにオススメの「ジャンボコロッケ」をご紹介します。

子どもたちに人気のコロッケは、下ごしらえが大変ですが、スキレットや小さめのフライパンに入れて焼けば、ノンフライでホクホクコロッケが作れますよ。

じゃがいもは手軽な価格で手に入り、日持ちもするのでキッチンの定番野菜の代表格ですね。そうは言っても、保存の仕方によってはしなびてしまったり、食感が悪くなってしまうことがあります。

じゃがいもに土がついてたら落とし、一つ一つ新聞紙に包んで風通しの良い常温で保存するのが◎。日の当たる場所に置くとじゃがいもの皮が緑色になり、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれてしまいます。

じゃがいもを包まずに冷蔵するとシワシワになってしまうので、注意してくださいね。

© Sea Wave - stock.adobe.com

今回ご紹介する「ジャンボコロッケ」は、肉じゃがからリメイクしてみました。常備菜を作りたいけれど、子どもに2食続けて同じおかずを出すと「またこれ~?」と人気がなくなり、結局あまってしまいますよね。

フライパンに油を敷いて残った肉じゃがを入れ、フライパンで炒ったパン粉をのせて焼くだけでコロッケの食感に変身!今回は肉じゃがからリメイクしましたが、ポテトサラダやマッシュポテト、カレーで残ったじゃがいもなどからも作れます。

■ジャンボコロッケ

調理時間15分

レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹

<材料>作りやすい分量

肉じゃが 300g
パン粉 大さじ3
菜種油 大さじ1

<作り方>
1、スキレットにパン粉と菜種油を入れて木べらなどで炒める。きつね色になったらお皿にとり出す。

2、スキレットに肉じゃがを入れて中弱火にかける。

3、肉じゃがが温まったら、1を表面にのせる。

フライは後処理が大変ですし、たっぷりの油が必要ですが、たった大さじ1の油で作れるので、気軽に作れます。今回はスキレットで作りましたが、大きいフライパンで豪快に作ってもいいですし、小さめのフライパンで楽しむのもアリです。お好みの大きさのジャンボコロッケを楽しんでくださいね。

ジャンボコロッケに使う、肉じゃがの作り方もご紹介しましょう。

■肉じゃがの作り方

<材料>作りやすい分量

玉ねぎ 1コ
豚肉 100g
にんじん 1本
じゃがいも 5コ
ごま油 大さじ1
本みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ2

<作り方>
1、玉ねぎはくし形切りにする。にんじんは乱切りにする。じゃがいもは皮をむいて乱切りにする。

2、鍋にごま油を入れて弱火に熱し、玉ねぎを木べらなどで炒める。

3、中火にして豚肉、にんじん、じゃがいもを加えて木べらなどで炒め、油がまわったらひたひたの水を加える。

4、本みりん、しょうゆを加えて落し蓋をし、煮詰める。

肉じゃがやポテトサラダにカレー粉を加えてカレーコロッケに、かぼちゃの煮っころがしでかぼちゃコロッケに、アレンジジャンボコロッケも自在に作れますよ。ぜひ試してみてくださいね。
(越野 美樹)

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