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好き嫌いが激しい子どもは直さないとダメ? 悩むママへのヒント

  • 2018.5.31
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© Monet - stock.adobe.com

ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事「好き嫌いが多い子は給食にどう立ち向かう!? 次男の驚きの変化」で、子どもの好き嫌いについてのアンケートを実施。多くのママたちから、子どもの好き嫌いエピソードが集まりました。

親にとってわが子の小食や偏食は大きな悩みの種。「ちゃんと食べないと病気になってしまうのではないか?」「栄養バランスよく食べないと、きちんと成長できないのでは?」といった心配。さらにはさまざまな工夫を凝らしても食べてくれないジレンマなど、ママたちの心情が浮かび上がってきました。親子が楽しく食事時間を過ごせるようになるには、どうすればいいのでしょうか?

■味覚が変化する? 嫌い、好きが変化する年齢とは

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食の細い子、偏食の子のママからよく耳にするのが、「離乳食のときは食べたのに…」というエピソード。今回のアンケートでも「幼児期に好みが変化した」という声が多く聞かれました。
Q.子どもの好き嫌いがはじまったのはいつごろですか?
0-1歳33%
2-4歳43%
4-6歳4%
好き嫌いはない20%
その他0%
じつに、80%ものママが6歳までに好き嫌いがはじまったと答えています。赤ちゃんの頃とは違い、少し大きくなってくると自我が発達したり、多くの新しい味覚体験によって刺激を受けたりして、“好み”がハッキリしてくるのかもしれません。
離乳食期はなんでもパクパク食べたのに、2歳頃から白米しか食べなくなりました。でも5歳の今は野菜も肉も魚も果物もちょっと変わったものもなんでも食べます。1歳から偏食が始まった長女。野菜を細かく切ったチャーハンやハンバーグなどは食べず。もっと野菜やお肉も食べて欲しいのにと、食事の時間が苦痛でした。
そんな長女に変化が表れたのは幼稚園の給食です。はじめはほとんど残していましたが、嫌いなおかずも一口だけ食べてみようと先生に促され、だんだんと食べられるようになってきました。年長になった今では、給食や家でのご飯も完食できるようになりました。
「離乳食が終わったら食べなくなった」という回答が多かったものの、「食べられるようになった」という声も。幼児期は、「嫌い」になるだけでなく、「好き」になる変化もある年齢と言えそうです。

■野菜嫌いな子どもたち。どんな工夫をしている?

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なんでも食べてくれていた離乳食期を経て、「もしかして順調かも…」と思っていたところに突然やってくる“好き嫌い”。とくに栄養たっぷりの“野菜が食べられない”となると、ママは焦ってきますよね。そんなとき、ママたちはどんな工夫で子供たちに野菜を食べさせているのでしょうか?
嫌がるものは無理に食べさせない、白米にいわしぶしのふりかけをかけてカルシウム対策、みそ汁は野菜などを煮た出汁を使って、「具なしでも野菜出汁を飲んでるんだからいいや~」と思うようにする。あとは野菜ジュースをお風呂上がりに飲ませているくらいです。うちも給食心配です。私自身、味の強いもの、癖の強い食材に本当に苦労したのでとにかく味を消す事を考えて作っています。いまだに人参が食べられない私ですがやっと、細かく切ったり、擦ったりするとわからないので、子どもにもそのように対処しています。あと味が濃くなりますが中華味にするとよく食べてくれます。昔、中華料理店でバイトしていたのをキッカケにほとんどの野菜が食べられるようになったので、子どもにも出してみたら思いのほか食べてくれました!
ほかにも「好きなものでくるんであげる」「野菜フレークをホットケーキに混ぜる」などを実施したというママも。「『口に入れた』ことだけでも褒めていたら食べられるものが増えるようになった」という意見もありました。

■食事時間が修羅場に!? 追い詰められるママたち

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「栄養バランスよく食べてほしい」。そのためにママたちは、涙ぐましいほどの努力をしています。しかし、あれこれ試行錯誤しても報われなかったりするのが現実…。ママが必死になると余計、子どもも意固地になったり、嫌がって食べたくなくなることも。
白米しか食べない2歳の頃は無理やり食べさせようと死闘を繰り広げました。子どもも泣いちゃって、仕事から帰って寝るまでの1/3の時間を修羅場な食事に費やしました。いまから思うと、「2歳の子ども相手に何やってたんだ私!」って思います。でもそのとき子どものことを思ってがんばってた自分も褒めてあげたいです。最初は調理法を変えたり、刻んで混ぜこんだり試行錯誤。しかし一切食べてくれず、毎食私がイライラ…。「せっかく作ったのに!」「風邪引いちゃうんだよ!」など声を荒らげることも。次第に諦めがつき、食べないなら食べないでいいやと思うようになりました。時が経てば、少しずつ食べるようになってきました。
そして、せっかく作ったおかずも、食べてくれない日が続けばママの気持ちも擦り切れてしまいます。
幼稚園で毎日お弁当ですが、食べられるものが少なく毎日中身が同じなので、先生にダメ親だと思われていると思います。
そんな声が挙がるなど、子どもの好き嫌いで「母親失格なのでは」と自分を追い詰めてしまうママも。「自分の料理が悪いのかも」「自分の工夫が足りてないのかも」と、どんどんと自分のせいにしていってしまうよう。

ちゅいママさんが言うように、「いつか食べられるようになる」ことがわかっていれば、スッパリ諦められるけれど…。つい「自分のがんばりでどうにかなるかも…!」という心理が働いてしまうと、母親としてはより苦しんでしまうような気がします。

もちろん、ママの根底には、原因を知って、改善策を探りたいという切実な想いがあるはず。だからこそ食べてくれなかった食事を見つめて、「ママ失格」なんて自分を責めていたら、ママの心も身体も持ちません。「子どものことを大事に思っている」からこその悩みなのですから、そんながんばる自分をぜひほめてあげてほしいと思います。

■好き嫌いは直さないとダメなの?

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これだけママが悩む子どもの好き嫌い。では好き嫌いは、本当に直さないといけないのでしょうか? 食べさせることばかりに気がとられ、食事の時間がママにとっても子どもにとっても苦痛なものになっているならば、それは悪循環を生むかもしれません。今回のアンケートには、「幼い頃偏食だった」というママからの返答もありました。
子どもには好き嫌いがありませんが、私自身が偏食・小食でした。給食は掃除の時間も食べさせられていて、お昼休みに外で遊んだことはほぼありません。小さい頃から自分が偏食・小食なことは、きちんと自覚していました。でも、親や祖父母、周囲から「好き嫌い多いね」とか「食が細いね」と言われるのはすごくつらかったです。私なりにがんばっているのに、がんばりを否定されたような気持ちになりました。。自分自身、偏食ではないですが小さいときは小食でした。ガリガリの娘に両親は心配し、「食べなさい食べなさい!」とご飯茶わんにおかずやら何やらつぎつぎとのせてきました。無理やり食べさせられて、食事時間がまったく楽しくなく、むしろ苦痛でした。いまでは信じられないくらい食べることが大好きになりました。
ママだけでなく子どもの方もつらい想いをしていることがわかります。親が“わが子のために”と思ってしていることが、逆に苦しめることになっているなんて…胸が締め付けられるエピソードです。

一方で、子どもの好き嫌いを「諦めている」「気にしない」といった意見も。しかも、ちゅいママさんの息子さんのように給食開始などのキッカケから、“子どもが自分で克服した”という経験談も出てきました。

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子どもが食べたくないというものを無理に食べさせていた時期もあったのですが、ある時期からはもう諦めの境地で、食べないものは出さないようになっていきました。あるとき「これは嫌いだからお皿載せてないけど挑戦してみる?」と聞いてみたところ、「挑戦してみる!」となったので、「おいしくなかったら出してもいいよ」と無理強いしてないことを強調しながら食べさせると、「これおいしい」と…。そのとき、めちゃくちゃ褒めたら、その後も苦手だった食材に挑戦する!と言い出すようになり、徐々に食べられるものが増えてきました。
体調が悪い、風邪を引きがちなど、心配なところがない場合には、ママもあまり神経質になりすぎず、一旦スルーして少しの間様子を見てみるのも、いいのかもしれませんね。

■食事が孤独…泣きたくなる現状を改善するには

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普段、育児の悩みを家族に話せていますか? とくに“好き嫌い”といった食事面での悩みは、料理をしない夫には相談しづらいものではないでしょうか。でも、家族にちょっとでも弱音を吐けたり、相談できればママの気持ちもずいぶん楽になる気がします。

「子どもの好き嫌いや偏食についてどう対応したか、教えてください」の問いに対して、戻ってきた回答にこんなものがありました。
子どもへの対応というより親のメンタルのフォローが欲しかったです。やはり食事は家の中で孤独。誰も助けてくれないし、寄り添ってくれない。せっかく作った食事が床に散らばると泣きたくなりました。誰か共感してくれる人がいたら全然違かったと思います。
そう、まずはパパでもいいし、自分の両親や義両親でもいい。家族に状況を話して寄り添ってもらえれば、ママは精神的にずいぶん楽になるのではないでしょうか。

育児のメインはどうしてもママになりがちだけれど、ひとりで背負うものではないし、ましてや好き嫌いの多くは母親のせいではないはず。ときにパパに愚痴をこぼしたり、食事を作ってもらうのもいいかもしれません。

子どもの身体を心配して、「好き嫌いなく食べて欲しい」と思うのは当然のこと。必死になるあまり怒ってしまったり、「やっちゃったなぁ」って落ち込むこともあるかもしれません。でもそんなママの「子どもを想う強い気持ち」はきっと子どもに伝わっているし、結果が伴わなくても苦労したことは「褒める」に値することではないでしょうか。

本当はパパに褒めてもらいたいところですが、もしそれが難しいとしても、自分を褒めてあげてください。悩んでいたことが、いつか「そんなことあったよね」と家族と話せるときが来ることを信じながら。

■ママ自身が「おいしく、楽しい」と感じる食事時間を

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食事は、人間が生きていくためのエネルギーを作る“必要不可欠なもの”。でもそれだけじゃない。大好きな家族や友達と食卓を囲んで、おいしいものを共有する“うれしいもの”。そして、恵をいただく“ありがたいもの”。だから、食べ物に負の感情を持ちたくないし、子どもにも楽しく食べることを教えたいですよね。

そのためにも、まずはママ自身が「おいしく、楽しい」食事時間を過ごせるといいですね。ママやパパが「おいしいね」と笑顔で食事をしていたら、好き嫌いのある子どもにとっても、食事時間が“楽しく”なるのではないでしょうか。

幼少期は大きな刺激をたくさん受け、味覚や好みの変化が起こりやすい時期といいます。だからこそ、「元気でいてくれさえすればいい」ぐらいな気持ちで、気長にゆったりと構える方が、ママもストレスを抱えず済むのかもしれません。もちろん、そうは言っても子どもの健康は気がかり。あまりに心配なときは専門家に相談したり、保育園などの先生に相談にのってもらうことも検討してみてくださいね。

Q1.子どもの好き嫌いがはじまったのはいつごろですか?
回答数:107
Q2.子どもの好き嫌いや偏食について、エピソードがあれば教えてください
回答数:42
Q3.子どもの好き嫌いや偏食についてどう対応したか、教えてください
回答数:38
(アンケート集計期間:2018/5/17~2018/5/21)
(古口春菜)

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