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食後の紅茶で脂肪燃焼、糖質オフも!?ブレンドすればおいしさもUP

  • 2018.5.23
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糖質オフに効果的なお茶がたくさん

「糖質制限」とは、糖質を制限したり抑えたりすることで、血糖値の上昇やインスリンの分泌をコントロールするという考え方。かつては「糖質はすべて断つ」というイメージが強かったのですが、最近は「糖質のとりすぎはNGだけれど、適度な糖質は必要」という考え方も広まってきています。

「糖質制限はやりすぎても体によくないので、極端になりすぎずに、適度に取り入れていくのがいいんじゃないかなと私も思います。糖質を気にしていても、ときには脂っこいものが食べたくなったりしますよね。そういうとき、食後の血糖値の上昇をなだらかにするお茶があるので、うまく取り入れてもらえたらいいなと思います」と森田さん。

森田さんが注目したのは、柿の葉茶、桑の葉茶、シジュウム茶などの健康茶。これらのお茶は、それぞれ血糖値を抑える効果や抗酸化作用があるといわれているのだそう。例えば、柿の葉茶には血液をサラサラにする効果や脂肪燃焼を活発化する効果が期待できるのだとか。

「ただ、健康茶といわれるお茶というのは、単独だと苦かったりして飲みづらいものが多いんです。なので、ブレンドして飲むのがおすすめです。ブレンドしてもそれぞれのお茶の効果は変わりませんし、それらの効果を一度に取り入れることができます。ブレンドするときは、紅茶をベースにするのもおすすめです。紅茶にもポリフェノールやカテキンなどが含まれていて、血糖値の上昇を抑えたり、脂肪燃焼効果を高めたりといった効果があります。また、ほかの茶葉と相性がいいので、ブレンドしやすくて、おいしく飲むことができると思います」(森田さん)

ブレンドすることでおいしさがアップ!

森田さんが以前の「糖質オフ ティーセミナー」で紹介したというブレンド茶について簡単に教えてもらいました。

「1つ目は、シジュウム茶、グリーンマテ、紅茶(ヌワラエリヤ)のブレンドです。ヌワラエリヤは緑茶っぽい風味のスリランカの紅茶で、ブレンドすることですっきりした飲み口のお茶にしました。

2つ目は、柿の葉茶に少量のルイボスティーと、オレンジピールを加えたブレンドです。柿の葉茶はちょっとフルーティなので、ルイボスティーで芳醇な感じを加えて、オレンジピールでフルーティさを高めてみました。

3つ目は、マルベリー茶に天然の乾燥よもぎと棒ほうじ茶を加えたブレンドです。マルベリー茶は桑の葉のお茶で、糖分の吸収を抑える働きがあるといわれています。棒ほうじ茶は、茶葉の茎の部分だけのほうじ茶で、香ばしさとコクが高まるので、飲みやすいブレンドになっています」(森田さん)

ブレンドティーは、特別に材料をそろえたり、きっちり分量を量ったりしなくても、気楽にブレンドしてみるといいのだそう。

「例えば、紅茶に乾燥ハーブや健康茶などを加えるのもいいと思いますし、乾燥した黒豆を入れたりしても香ばしくなって飲みやすくなると思います。おいしいブレンドをつくるコツは、味のイメージが近いものを組み合わせることです。例えば、さわやかな感じのお茶だったら、同じようなさわやかなイメージのお茶や、フルーツ系のものだとケンカしません。まずはベースにしたいお茶をテイスティングしてみて、『どんな味に合うかな?』と想像してみるといいですよ」(森田さん)

「どんな味ができるかな」とワクワクしながら、自分だけの”マイブレンド”づくりにチャレンジしてみると楽しめそうです。

食事をする際、ときには脂っこいものが食べたくなったり、食べてしまうことはありますよね。そういうときに、食後の血糖値の上昇をなだらかにしてくれるお茶を活用して糖質オフができるといいでしょう。

最後に記事でご紹介した「糖質オフ ティーセミナー」をもう少し深く勉強したい人向けに、2018年6月より講座をご用意することができました。糖質オフ×お茶の新しい資格! 糖質オフスタイル協会認定「糖質オフスタイルティーアドバイザー養成講座」です。お茶に関する知識やいれ方、糖質のコントロール方法も楽しく学べて充実の内容です。全4回の講座をすべて受講することで資格取得が可能な講座です。
すべて受けられない方には、講座の内容で選べる単発受講も可能なので、気軽に参加できそうですね。

 

取材・文/小高希久恵

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