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リビングのインテリアコーディネート実例集☆参考にしたいお部屋をご紹介します!

  • 2018.5.23
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お家の中で、リビングインテリアの持つ影響力は大きいもの。なぜなら、家族が団らんでくつろいだり、お客様をお通ししたりするスペースとして、リビングは家の中心とも言えるからです。自分の好みのテイストが決まっている人は、すでにリビングのインテリアコーディネートを整えていることでしょう。でも、自分や家族にとって居心地のいいインテリアがはっきりとわからないという方は、きれいに整えつつも、テイストの定まらないぼんやりしたインテリアになっていませんか?今回は、今人気のリビングのインテリアコーディネートをコレクションしました。タイプ別にご紹介しますので、ぜひ、参考にしてみてください。※モデルルームではない実際のお部屋はテイストがミックスされていることが多いため、厳密な区分が難しいことをご了承ください。

ワイルドな雰囲気が漂うアメリカン系

男前インテリア

今、大人気の男前インテリア。男前インテリアは、日本独自のインテリアカテゴリーです。どういうインテリアかというと、アメリカンインテリアのインダストリアルテイストや、ブルックリンテイストがミックスされたようなイメージ。基本的な色使いは黒や茶、グレーといったカラーで、ユーズドやアンティークのような古い家具や雑貨を置きます。

男前家具らしいアイテムは、アイアンと木材でできているテーブルや椅子、バスロールサイン、デニム生地の製品などがあります。この画像で言えば、鉢植えを載せているスツールや、バスロールサインの入った額縁。ブラウンのテレビボード、黒いレザーソファなどです。 

ブルックリン調のビンテージ感のあるレザーソファや、男っぽい無骨な雰囲気のテーブルなどがかっこいいお部屋。さらに、大きい観葉植物やサボテンなども男前風になるアイテムです。 

男前というよりも、ワイルドなラスティックスタイルに近いインテリアですが、同系のカテゴリーということでご紹介いたします。本物の板壁や本革ソファが、アメリカンネイティブテイストも滲ませていますね。 

男前テイストをご紹介する時に、忘れてはならないキーワードは「DIY」。DIYと男前テイストは、大抵一緒にタグが付いているほど密接な関係です。こちらのお家の方も、インダストリアルな塩ビパイプのシェルフや、すのこのキャビネットなどDIYしています。 

男前テイストでは、壁にも特徴があります。レンガ調やコンクリート打ちっぱなし、コンクリートパネル、剥げた板壁というような壁紙は、男前インテリアらしい雰囲気を作ってくれますよ。こちらはコンクリートパネル調の壁紙ですね。そこに、ブラックアイアンと木板のスチールシェルフや、古材風の家具や雑貨を合わせて男前なインテリアに仕上げています。 

色合い的には、男前インテリアの中では異色ですが、くすみ感のあるナチュラル系ベージュやグレーも男前な仕上がりにできます。ナチュラル感が強めのネイティブ要素が入った味付けのインテリアで、クラフト紙、流木などのアイテムが取り入れられていますね。 

カフェ風やシャビーシックの要素が混ざった男前インテリア。窓辺のオーニングテントや白い板壁、ガーランドなどがそれらの要素です。男前とカフェ風インテリアは、「手作り」「DIY」と言ったキーワードが共通項となります。 

先ほどと同じように、カフェ風のテイストがミックスされています。腰壁のくすんだブルーの板は、少し西海岸風のテイストもありますね。また、ドライフラワーの入ったバスケットなどは、フレンチカントリー風の香りもします。 

カフェ風インテリア

「CAFÉ」というロゴがお部屋の中にあれば、「カフェ風」だと思って間違いないでしょう。カフェ風も大人気のインテリアテイストですが、こちらの定義も間口が広く、ミックス調の独自の雰囲気を作り上げている達人がたくさんいます。 

カフェスタイルでほぼマストアイテム、あるいはこれがあるとカフェスタイルっぽいなと感じられるアイテムといえば、カフェショーケース。パタパタ扉を付けて、中にお菓子を入れたりコーヒーセットを入れたりして使用してみてはいかがでしょうか。

こちらは、リビングダイニングの実例。カフェ風インテリアには、黒板も欠かせないアイテムの一つです。黒板アイテムを活用して、メニューやメッセージを書いて飾っていますね。先ほども少し触れましたが、オーニング(ロールひさし)もカフェ風インテリアでよく見られますよ。 

男前なテイストも併せ持つ、カフェ風インテリアのお部屋。ケーブルドラムはカフェ風ではもちろん、男前やナチュラルテイストでも、アンティークや西海岸などのインテリアでも人気が高いです。 

ナチュラルテイストでまとめられたシンプルなリビング。テレビの横にある観葉植物の鉢がペーパーバッグに入れられていたり、奥のダイニングにガーランドが飾られているところに、カフェの香りがあります。 

西海岸風インテリア

西海岸インテリアは、カリフォルニアの住宅に見られるようなインテリアのこと。マリンテイストがかぶるために、ハワイアンテイストと同じようなアイテムがよく使われます。例えば、モンステラなどのモチーフやサーフィンボード、パームツリーなど。違いは、西海岸風インテリアの方が色味を抑えて少しアースカラー系で、ハワイアンはカラフルなイメージですね。 

こちらの床にご注目ください。ヘリボーン柄と言って、魚の骨という意味のちょっと変わった組板です。西海岸風インテリアにする時には、この板をどこかに使うとそれらしく見えます。また、壁紙に青い色が使われていますが、西海岸のテーマカラーは「マリンブルー」。デニム生地の色も合わせて、青いカラーをどこかに使うと西海岸風になりますよ。 

親しみやすく優しい雰囲気のナチュラル系

北欧風インテリア

北欧インテリアや雑貨で飾ったナチュラルなリビング。バーズワーズのアートパネルや、北欧柄のファブリックボードなどがすっきりと飾られていて、素敵な空間になっています。 

北欧のファブリックブランドの生地を使ったクッション。マリメッコやファインリトルデイなどが並んでいて、おしゃれですね。北欧インテリアでは、ナチュラルベージュの木製の家具などを使い、あまり物を置かずにシンプルに飾るのが一般的です。 

北欧デザインのランプや家具を取り入れたリビング。壁に飾られている雑貨やファブリックも、北欧デザインのものですね。上品にセンス良く飾られていて、まるでモデルルームのようなお部屋になっています。 

こちらは北欧ビンテージなリビング。少しアンティークな雰囲気の家具を取り入れて、落ち着いた雰囲気にまとめています。全体にシンプルですが、エスニックなラグを入れて、BOHOスタイルのような居心地のいい雰囲気を作り出しています。 

すっきりしたリビングダイニングですね。ナチュラルベージュのダイニングセットが、家の中を明るくしているようです。キッチンに飾られた北欧雑貨のおさるさんが、お部屋のかわいいアクセントポイントに。 

フレンチカントリー

フレンチカントリーな雰囲気のロマンチックなリビングです。レースやコットン生地などがふんだんに使われて、ガーリーな空間ですね。男前と反対の方向のようですが、どちらも手作りやDIYという共通項があって、意外と似ているところもあります。

どうしても異質感のあるテレビですが、こんな風にレースの大きな目隠し布をかけることで、空間に上手く馴染ませていますね。カフェ風インテリアとミックスした、キュートなナチュラル空間が魅力的です。 

生成りとベージュをベースカラーとしたフレンチカントリーなテイストで、ガーリーでキュートなリビングです。かごやスツールがナチュラルな雰囲気を醸し出していて、居心地がよさそうですね。 

また違った個性的な白ベースのナチュラル空間。男前テイストを所々に取り入れながら、おしゃれなガーリーテイストを実現しています。 

アジアン

アジアンリゾートな空間にするポイントは、ウォーターヒヤシンスや籐などを編んだ家具の存在でしょう。夏のインテリアのイメージがありますが、濃いブラウンを選べば、冬にも違和感なく使えます。 

こちらもヒヤシンスのソファです。グレーカラーなので、幅広いインテリアに合わせることができます。水墨画などを飾ったり、オリエンタルな飾り彫りの付いたサイドテーブルなどを置くと、中国風な空間になりますよ。 

和風インテリア

掘りごたつが印象的な、和モダンなお部屋です。中庭から四季を感じることができ、日本の美意識が感じられるリビングになっていますね。 

古民家をリノベーションした、懐かしい風情の安らぎ感がある和風リビングです。広々とした掘りごたつは、たくさんお客様を呼ぶことができますね。床の間風のニッチにテレビや収納棚を収めていて、すっきりしています。 

ダイニングは椅子とテーブルですが、リビングは座卓とお座布団。和雑貨が並んでいるアンティーク風の家具が、古民家カフェのような雰囲気を醸し出していますね。 

懐かしい雑貨が並ぶ、居心地のよさそうなリビングです。たくさんの物がありながらもきれいに整えらえていて、「丁寧な暮らし」の風情が感じられますね。流木を壁に吊るして、ザルをかけて置くハンガーにしているところなど、素敵なアイディアが満載です。 

モダンで美しいコンテンポラリー系

モノトーンインテリア

コンテンポラリーでシンプルな美しい空間です。壁一面の壁面収納が、物が散らかるのを防いでくれるでしょう。壁がない構造ですが、奥の部屋とカラーリングでゾーンを分けています。

グレーも入ったモノトーンのお部屋は、白黒だけのモノトーンより、少し柔らかな印象になります。物をまったく置いていないというわけではないのに、すっきりして見えますね。 

ラグとカーテンをモノトーンインテリアで揃えていて、空間が引き締まって見えます。家具が無いと、お部屋が広々としていいですね。 

正統派モノトーンのモデルリビングのようなお部屋。モノトーンインテリアでよく取り入れられる、「g」というアートパネルが印象的ですね。黒地に、シンプルなフォントの白文字のカレンダーもスタイリッシュです。 

白黒で揃えている正統派モノトーンのリビングですね。レゴのストレージボックスが、シンプルな空間にユニークな味付けをしています。同じくラグも、黒でありながらドット模様の凹凸になっていておしゃれです。 

一つ一つ吟味した高級な家具で作られたモノトーン空間です。生活感が感じられないスタイリッシュなリビングで、高級リゾートホテルのロビーのような雰囲気ですね。 

白い面が大きいモノトーンリビング。小物を黒にして、大きな面積の物を白にすることで、明るいモノトーン空間になります。画面右下にあるコンポニビリという円柱形のキャビネットは、モノトーンインテリアが好きな方に人気の高いアイテムですよ。 

こちらのリビングも、モノトーンというよりミニマル派のお部屋のようですね。9×9の正方形のチェストは、リビングの細かなものを片付けるのに活躍してくれそう。機能性もありながらお部屋のテイストを邪魔しない家具は、ぜひ取り入れたいものです。 

モノトーンインテリアの中に木製のテーブルやグリーンが置かれていて、ナチュラルでコージーな雰囲気がありますね。ラグも白黒ではありながら、ラフな模様に温もりが感じられます。 

建て付けの壁面収納が、リビングの色々な物をすっきり収めてくれそうです。大きな観葉植物が爽やかな印象で、リビングを居心地のいい空間にしていますね。 

ホワイトインテリア

ホワイトインテリアのリビング実例です。サイドテーブルに大きな本が積み上げてあったり、写真パネルが飾ってあったりするところに、海外のインテリアのような香りがしますね。おしゃれポイントは、ホワイトカラーで揃えていても、素材は違うものを集めること。空間が画一的にならず、温もりのある空間になりますよ。

大きな家具や壁は全て白黒ですが、床が薄いベージュなので、柔らかな印象になっています。白いテレビボードが空間を広く感じさせてくれますね。 

こちらもホワイトベースのお部屋です。他のモノトーンやホワイトインテリアのお部屋とテイストが違って、アンティークでシャビーシックテイストなリビングになっていますね。たくさんの雑貨に囲まれながらも、テイストに統一感があるので、とても落ち着いた雰囲気になっています。 

ミニマルでシンプルなホワイトインテリアですね。ユニークな時計やコンポニビリ、楕円形のテーブルなど、個性的なフォルムのアイテムにより、とても豊かなイマジネーション溢れる空間になっています。 

まとめ

インテリアはこだわりだすと奥が深いのですが、まずは自分の好みで揃えていくという意識を持つことが第一でしょう。間に合わせで使っている実用品や、好みではないけど飾っている頂きものなどを整理、処分、入れ替えすると、それだけで変化がありますよ。そこから、リビングのインテリアコーディネートが始まります。まずは、お好みのインテリアに合うクッションなどから取り入れてみると、挑戦しやすいですよ。

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