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照明はインテリアの要!照明でお部屋を美しく演出する方法☆

  • 2018.5.23
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お部屋の雰囲気を決める大きな要素となる照明、皆さんどのように選んでいますか?目的に応じて選ぶことで、簡単にお部屋のインテリアアップデートが実現できます。賃貸のおうちでも取り入れられるアイデアが満載ですので、是非チェックしてください♪インテリアの名作ランプも余すところなくご紹介します!

お部屋の印象を決める照明。まずは「光」の種類を選ぼう

冒頭でもお話したように、照明はお部屋の雰囲気を決めるとても重要な要素です。テーブル、チェア、ソファなどインテリアはこだわっているけど思うような雰囲気を出せない、という方は照明を見直してみましょう。電球や蛍光灯を買うときに「昼光色」「昼白色」「電球色」などという単語を聞いたことがあるかと思いますが、あまり馴染みがない言葉ですよね。それぞれの特徴を解説していきます。

「昼光色」照明の特徴

「昼光色」は昔ながらの蛍光灯の光というと想像しやすいかもしれません。青白いクールな光で、すっきりとした印象を与えてくれます。細かい部分まではっきりと見える光なので、仕事部屋などに向いていると言えるでしょう。ただ、お部屋をとても明るく照らしてくれるので少し目が疲れやすかったり、雰囲気を出しにくい面もあります。 

「電球色」の特徴

電球色のメリットは何といってもその暖かみです。暖かみが感じられる柔らかい光なので、リラックスしたいお部屋の照明に適しています。ただ、昼光色と逆で少し明るさが低いので、慣れるまでは暗いと感じる方もいるかもしれません。 

「昼白色」の特徴

「昼白色」は紹介した「昼光色」と「電球色」の中間と考えると分かりやすいかもしれません。太陽光にいちばん近い光なので人間の目に馴染み深い光です。子供部屋や長時間本を読む書斎などに適しています。 

リビングダイニングの照明コーディネート実例集☆

それぞれのお部屋に合う光をチョイスしたら、お気に入りの照明器具を見付けましょう!天井の照明は、写真の左上付近にある丸い「引っ掛けシーリング」が付いているお部屋がほとんどではないでしょうか。そんな場合も単体の照明しか取付けられないと諦める必要はありません。市販のダクトレールを取付ければ、写真のようにフォトジェニックなペンダントライトを2連で取付けることも可能です。 

レールを取付けることなく、引っ掛けシーリングにそのまま取付けられる4連型の照明なども販売されています。スポット型は光の方向も変えられるので、お気に入りのアートに当てたりと様々なかたちで楽しむことができますね。 

こちらのお宅は建築時にレールを取り付けて、必要な分スポットライトを配置しています。スポットライトは眩しいイメージがあるかもしれませんが、壁やディスプレイ棚に向けて照らせば反射光で間接照明のように暖かい光も演出できます。 

デンマークの照明ブランド、ルイスポールセンの名品、PHアーティチョークを2連で取付けてラグジュアリーな雰囲気を演出しています。計算されたシェードの配置で、直視しても眩しさを感じないように設計されているペンダントライトです。 

こちらもルイスポールセンの名品PH5を、ダイニングのペンダントライトとして使用しています。ずっと眺めていても飽きのこないフォルムですね。ペンダントライトはシェードがあるので全体を照らすというより、吊るした位置の下部を強く照らしてくれるのが特徴です。 

日本の照明メーカーflameから発売されている大人気の凸ランプは、インテリア雑誌などで見かけることも多いのではないでしょうか。真横から見たときの「凸」の美しさにうっとりしてしまいます。 

凸ランプは黒も販売されています。他のペンダントライトと同様、下部を中心に照らすのでお部屋に奥行きを与えてくれます。

ガラスシェードのペンダントライトはシェードにより光が遮られることがないので、お部屋を広く照らすことができます。ガラスを通した光なので、直接の電球の光よりも柔らかい印象になるのも特徴です。 

こんな個性的なスプートニクランプをダイニングに使えば、お部屋がいっきに個性的になりますね!色はシルバーでシンプルなので、想像以上にどんなお部屋にもマッチします。 

デンマークの照明メーカー「レクリント」の特徴あるデザインのペンダントライトを、ダイニングに使用しています。他にはないデザインが多いので、ユニークな照明を探している方はメーカーのサイトを探してみると楽しいかもしれません。 

インダストリアル系のインテリアには、こんな鮮やかなグリーンのペンダントライトを重ね使いしても良いかもしれません。ひとつひとつのライトの光が強くなくても、重ね使いすることで十分な光を確保できます。 

こちらも少しインダストリアル系のシェードのペンダントライトを使用しています。ペンダントライトでも少し高めに配置すれば、お部屋の広範囲を照らすことができます。コードの高さも考えて配置を計画してみましょう。 

アンティークな空間にマッチする、電球部分が見えるペンダントライトは電球自体もこだわって選ばれているのでユニークな照明になっています。 

シンプルなデザインのシャンデリアに流木を飾り印象的な照明に変身させています。道具も何もいらない簡単なアイデアですが、照明が見事にお部屋にマッチしていますね。 

キッチンダイニングのスペースに、カフェのカウンターのように電球型の照明を4連で取付けています。ひとつひとつのデザインはとてもシンプルですが、重ねて配置することで規則性がある美しい空間を演出することができます☆ 

和室の照明アイデア集。個性的な照明もマッチします☆

障子のある和室に想像以上にマッチするのがシャンデリア型の照明です。大正モダンのような雰囲気が感じられる暖かい空間になりますね。光は電球色がマッチします。

玄関に和モダンな雰囲気のペンダントを配置しています。ステンドグラスのような独特のデザインが印象的ですね。 

アメリカの建築家でもありデザイナーのジョージネルソンが、1952年にデザインしたバブルランプは和室の雰囲気にぴったりの照明です。光が直接ではなく球体を通して届くので、優しい暖かい雰囲気の空間になります。 

和室の家具を際立たせるにはスポットライトの光も効果的です。古民家を改築したお店のような、ドラマチックな空間を作り出すことができます。 

和室にはガラスシェードの暖かいフロアランプもマッチします。昔からある素材なので和室との相性が良く馴染むのかもしれませんね。 

壁面照明のアイデア集

壁面に設置したスポットライトを、クローゼット側ではなく居住空間側に向けて配置しています。控えめな明るさの電球を選んでいるので、眩し過ぎずお部屋を照らすことができています。 

このようなスポットタイプのウォールランプは単体で使用するのではなく、デスクランプ、フロアランプなどの、間接照明を有効に使う事ではじめて奥行き感が生まれ、素敵なインテリア空間となります。 

DIYなど細かい作業をするときはワークランプを使用すると良いでしょう。IKEAのワークランプは無骨だけど、センスの良いフォルムで作業空間をおしゃれな印象にまとめてくれます。 

壁面のアクセントとしてブラケットランプを使用すると雰囲気がまた変わります。マリンランプは西海岸系のお部屋にもマッチしますね♪ 

子供部屋に置きたい可愛らしい雲形の壁面照明です。点灯したときの光の筋も印象的ですね。 

男前インテリアを目指すお部屋には、あまり凝ったデザインの照明ではなくシンプルな電球がマッチしますね。天井ではなく壁面に配置していることで印象深いお部屋になります。 

クローゼットの壁面に、アクセントとなる裸電球が差し込めるプラグを取付けています。フィラメントの電球は、光も特徴的で印象深い空間になります。洋服も映えますね! 

賃貸でも壁面照明を取り入れてみよう!

壁面照明は雰囲気ある空間を作れるけれど賃貸では難しい、と考えている方もいらっしゃるかもしれません。そんな場合でも取り入れられるアイデアをいくつかご紹介します。こちらはIKEAの間接照明を壁に吊り下げて、壁面照明のように使っています。壁に穴をあけたくない方でも簡単に試すことができるのでトライしてみてください♪

食卓の傍らに電球を吊り下げて壁面照明のように使用しています。ペンダントライトを使用しているような、食卓が華やかになる光ですね。 

リラックスできるソファスペースでもハンガーライトは活躍します。ハンガーフックの形をした上部をカーテンレールや棚などに引っかけるだけで、好きな場所に壁面照明を取り入れられます♪ 

ドライフラワーの隣にさりげなくライトを吊り下げています。こちらのランプ、なんとセリアで販売されているのでとてもお手頃な価格で手に入ります!いきなり高価なものを買うのは気が引ける方も、これなら取り入れやすいですね。 

間接照明を使ってインテリアアップデート!

照明というと、天井から照らすものだけで済ませてしまうおうちも多いかもしれませんが、ひとつ間接照明を取り入れるだけでお部屋が立体的に、奥行きが感じられる空間に生まれ変わります。居心地の良い空間をつくるために、是非取り入れてみてください! 

IKEAのフロアランプはシンプルなデザインで、お部屋の他のインテリアを邪魔しません。指で触れるだけで点灯、調光、消灯ができる優れものです。 

デザインハウスストックホルムのコードランプミニは、フォトジェニックなデザインが魅力的です。 

点灯時はこのような状態に。シンプルな空間にはアクセントになり、モノで溢れる空間でも他に負けない存在感を出すことができる名品です。 

お部屋の天井照明を電球色にしている場合、少し暗く感じてしまうかもしれません。そんな時はソファでの読書のために是非スタンドライトを取り入れてみましょう。 

ダイニングとソファ以外にちょっとした休憩スペースを作るには、ライトは大きな役割を果たしてくれます。お気に入りのチェアとスタンドライトを配置すれば、あっという間に寛げるコーナーが完成します。

毎日眠りに入る前の読書が習慣の方は、枕元にデスクライトを置けば電気を消すのも簡単です。 

デスクライトは倒れやすそうで不安、と言う方はこんなクリップ型のベッドライトをチョイスしてみてはいかがでしょう。アームが自由に動くので眩しくならずに読書に耽ることができます。 

サイドボード上のアクセントには、メッセージ性のあるサイン型照明がマッチします。 

電球のフォルムや、明かりそのものをデザインとして計算された卓上ランプはシンプルな作りながら、トグルスイッチやリベット止めプレートなど、細部にこだわりが感じられます。 

キッチンカウンターにこんなサインが置かれていたら思わずふらりと座りたくなりますね☆ 

差し込む電球により印象がかなり変わるスタンドです。モノトーンを際立たせるには写真のような昼光色に近い電球をチョイスし、ナチュラルな雰囲気のお部屋は、電球色で暖かい印象にすると良いでしょう。 

デザインハウスストックホルムの「ブロックランプ」は、インテリアショップで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。スタイリッシュながら暖かみが感じられるデザインが、長く愛されているポイントです。 

何とも不思議な、宙に浮いたフォルムのランプは話題の中心になること間違いなしです!フィラメント電球の暖かい光も心地良い照明ですね。 

レクリントのフロアランプ、はシェードの優雅なウェーブとスタイリッシュな佇まいが不思議と混在する、飽きの来ないデザインが魅力です。 

言わずと知れたルイスポールセンの名品、PH3½-2½のフロアランプは重厚感もありつつ軽快な印象のフロアランプです。光の反射を考えたシェード角度の美しさが機能美を体現していますね。 

まとめ

いかがでしたか?照明は天井のみに限らずお部屋に複数散りばめることで奥行きある空間を演出することができます。ご自宅に合うアイデアを是非取り入れてみて下さい!

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