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愛好会ができるほどブーム♪ 仙台に行ったら食べたい「蔵王鴨団子とせりしゃぶ」

  • 2016.3.8
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香りのよさと、しゃきしゃきの歯ごたえが持ち味の「せり」は宮城の名産物。居酒屋「わのしょく二階」のメニュー、「蔵王鴨団子と仙台せりのしゃぶしゃぶ」は、くせのない澄んだスープが、せりを引きたてる絶品鍋。3月末までの限定なので、ぜひお早めに。

主役のせりを生かす蔵王鴨団子

地下鉄広瀬通駅から徒歩10分。サンモール一番町のアーケードから路地に入ったビルの2階に、創作和食のお店「わのしょく二階」があります。

東北の豊かな食材を、旬を逃さずに調理するこちらでぜひ味わいたいのが、「蔵王鴨団子と仙台せりのしゃぶしゃぶ」。

せりは、春の七草のひとつでもあり、ビタミンやミネラルが豊富な野菜。宮城県は、江戸時代以来のせりの一大産地です。

そのせりを使った鍋が、今注目を浴びています。県外からもお客さんが訪れたり、愛好会ができるほどの人気ぶりです。

澄んだスープがシンプルな具材を引き立てる

仙台でせりしゃぶを出す店は少なくありませんが、こちらの特徴は、選りすぐりのせりと蔵王鴨の団子、上品で味わい深いスープにあります。

せりしゃぶの具材は、たっぷりのせりと鴨肉がメイン。こちらで使っているのは、蔵王で飼育されている良質なバルバリー種の鴨肉の肉団子です。一般的に使われている合鴨と違い、アヒルを掛け合わせていないのでクセや臭みがありません。

長時間ていねいに鴨のガラを煮込み、和だしを加えたスープは、澄みきった見た目どおり雑味のない仕上がり。奥深い味わいで、蔵王鴨団子と香り高くみずみずしいせりの持ち味を存分に引き立てます。

根っこがメイン?歯ごたえがたまらないせりしゃぶ

初めてだと、せりの根っこが入っていることにびっくりするかもしれませんが、実は、濃厚な香りと、葉や茎にはない独特の食感が楽しめる特別な部分。ぜひじっくり味わってください。

鍋の締めには、雑炊またはラーメン(各400円)が選べます。とくにラーメンは、あご出汁との相性がいいのでおすすめです。

旬の味覚を追って、次々に季節メニューが登場

せりの旬は3月頃まで。近くを訪れた際には、「わのしょく二階」のせりしゃぶをぜひ味わってみてください。

せりの季節が終わっても、春は山菜、夏は殻付カキやほやなど、東北、宮城のおいしい食材が出番待ちです。

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