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指原莉乃「何年か前までは恋愛に一喜一憂して...」さっしーの30代になって変わった恋愛観に迫る

  • 2024.4.28
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さっし〜の部屋

30代になって恋バナをすることがあまりなくなり、恋愛のことなんかで胸が高鳴ったり泣くわけないって思うようになったと語るさっしー。でもその反面、恋愛に気持ちや時間を割いているの"もったいない"って感じないくらい好きな人がいるのも素敵だと憧れたり。現在進行形の"恋"について思うコトを、徒然なるままに。

さっしーが思う恋について聞いちゃいました♡

指原莉乃。ar4月号より

指原莉乃
1992年11月21日、大分県生まれ。タレントとしてレギュラー番組を数多く抱え、『超無敵クラス』(NTV系)や『トークィーンズ』(CX系)ではMCを務める。「=LOVE」やコスメ「リリミュウ」、カラコン「トパーズ」のプロデューサーとしても活躍。Instagramもチェック。

恋について♡

恋ってときめくことだけじゃない。そんな風に思える私になりました

何年か前までは恋愛に一喜一憂してバカみたいに嬉しくなったり、その反対に夜中に泣いたりわめいたりしていたのに、今はあの頃が嘘みたいに気持ちが凪です。最近は好きな人ができてもときめきはしなくて。「性格よくて好きだな、この人」みたいな感情が私の中で〝恋〟という位置づけなのかなって思います。例えば今、MBTIが流行ってるじゃないですか。「私、ESFJなんだよね」「だったらこういう風に攻めるといいよ!」なんて詳しい人と話したりすると、面白いなとは思うんです。でも「20代だったらそういう戦い方してたかな」とか「相性なんて普段はまったく気にしないのに、恋してる時は気になったりするよな」なんて、ちょっと他人事に感じてしまうんです。恋愛リアリティショーのMCをしている時も、結構冷静。モニターの中の恋模様を見ていて、隣にいる今田(耕司)さんや藤森(慎吾)さんが「うわーこれ可愛い!」ってリアクションしているのを見て「男の人ってこういうのが好きなんだ」って参考にしつつも、登場人物の「ここでこういう行動するのはNGなんだな」って気づきの方が多いです。例えば「相手が自分のこと好きなのか確定している前に、相手を詰めたりするのは怖がられちゃうだけだから、やめた方がいいんだな」とか。現実的なことばかり考えてしまうんですよね。いつもは友達の経験談をもとに歌詞を書くのに、自分の恋愛観を映して作詞したイコラブの『Want you!Want you!』が、メンバーに「重たい女ですね」って言われたのが夢のようです。
 
映画やドラマも恋愛系を観ることはほとんどないタイプ。でも、今クールは珍しく『Eye Love You』をチェックしています。いろんな葛藤やファンタジーな要素がありつつも、シンプルな純愛が描かれていて面白くて、こういうドラマもいいもんだなって思いました。
 
そんな私も、ちょっと前にリアルでキュンとしたことがあったんです。この間、かまいたちの濱家さんのおうちに遊びに行った時、奥様がMrs.GREEN APPLEのファンで、どんなところが好きかウキウキしながら話してくれたんですよ。そしたら濱家さんが「そういうとこ可愛いねんな」ってさらっと口にしていて。でも、奥様はその言葉を完全スルーして話を続けてるんですよ。その様子が可愛くて、こんな二人いいなって思いました。
 
あと、別の日に映画館でポップコーンを買った時、一緒に行った相手が席につくなり濃い味と薄い味をひよこの雄雌みたいに手早く仕分けして、濃いところだけ私の方に寄せてくれたんです。「え、嬉しい」と思いました。今月のarは恋の号なのに、今日は最初から全然それっぽい話ができなくてずっとハラハラしていたんですが、最後の最後にそれらしいエピソードをお届けできて素直にホッとしています。

指原莉乃。ar4月号より

さっしーの恋エピソードが可愛い♡

Model:指原莉乃 Photo:Sampei Yasutomo Styling:Matsushima Akane(io) Hair:Kawashima Nozomi (io) Text:Ishibashi Rina

 
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