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旅の記憶が色あせない、かわいいスクラップブック作りの5つのポイント

  • 2015.3.31
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旅に出るたびカメラやスマホの中に増え続ける写真データ。せっかく撮っても見返す機会がないということも多いですよね。そこで、楽しい旅の思い出をいつでも側に置いて楽しめるスクラップブックの作り方のコツを、コラージュ作家の永岡綾さんに教えてもらいました。

その1.かわいいものは色んなアングルで撮影しておく

旅先で撮る写真といえば、観光スポットを背景にした記念写真や風景、食べたものばかりになりがちですが、スクラップブックをかわいく作るには、事前のひと工夫を。市場の野菜やお店のかわいい看板など、気になったものをアップで撮っておくと、写真をレイアウトする際の、とてもいいアクセントになります。さらに、1つのものを、さまざまな角度からバリエーションをつけて撮っておくと、配置する際にバランスがとりやすくなります。

写真をさまざまに加工できるインスタグラムなどのアプリを利用するのもおすすめ。インスタグラムのデータをプリントしてくれる写真屋さんや、ネットプリントのサービスを使えば、おしゃれな写真を使ったスクラップブックを作ることもできます。

その2.思い出のアイテムを持ち帰る

スクラップブックに貼るのは写真だけではありません。その旅ならではの思い出のアイテムを取っておいて、一緒にデコレートします。

旅先でもらったチケットの半券やパンフレット、地図、キャンディの包み紙やパン屋さんの袋、カフェの紙コースターやシュガー袋などのペーパーアイテムも意外と使えます。また、現地で拾った葉っぱや花を本などにはさんで持ち帰り、押し花にしてコラージュ材料にするのもいいですね。旅先で手に入れたアイテムを写真と並べることで、思い出がよりいきいきとよみがえります。

その3.写真から連想されるモチーフでデコレーション

写真をデコレーションするときには、ステッカーはもちろん、古切手やレース、布の端切れなども活躍します。どの写真にどんなパーツを貼ればいいのか迷ったら、写真に写ったものから連想されるモチーフを選びましょう。

料理の写真にカトラリーのステッカーを貼ったり、海辺の風景に船の古切手を合わせたり、写真の中にある色と同系の色合いのパーツを選べば、全体的にまとまった印象になります。例えば上の写真のように、公園の写真に鳥のパーツを貼ると、写真の中から鳥が飛び出してきたかのような世界観が演出できます。

いくつも組み合わせるのは、大きさや配置、色のバランスを取るのが難しいもの。ポイントを絞って、ステッカーを1枚貼るだけでも立派なデコレーションです。

その4.デコレーションは、ちょっぴり大胆に

ステッカーやチケットなどのペーパーアイテムをデコレーションする際、全体を入れるため台紙からはみ出さないようにすると、中心に寄った窮屈なレイアウトになりがちです。ここはあえてはみ出すことを気にしないで、思い切って貼ってみて下さい。

思い出のチケットやかわいいステッカーを途中で切ってしまうのはもったいないと思うかもしれませんが、デコレーションはインスピレーションが大切なんです。

その5.文字や数字はスタンプや雑誌の切り抜きを活用

文字や数字を入れるなら、雑誌や古本の切り抜きを活用してみましょう。自分だけの詩集を作るようなイメージで、写真とリンクする一文を切り出して、シンプルに貼り付けます。旅先で購入した古本から、好きな単語をただ並べていくだけでもおもしろい作品ができそうです。

海外旅行で買った現地の新聞を、写真の下にしいてみるのもおもしろいですね。もっと手軽に文字や数字を入れたい場合は、アルファベットのスタンプなどを使ってもOKです。

◎初心者はマスキングテープを使った簡単デコレーションから始めよう◎

ここまで、5つのデコレーションテクニックをご紹介してきましたが、はじめての人がもっとも使いやすく、入手もしやすいアイテムと言えばマスキングテープ。最近は雑貨屋さんなどに様々な種類のマスキングテープが置かれています。写真をぐるっと囲んでみたり、プレゼントボックスのリボンのようにななめ貼りしてみたり、使い方は自由自在。

上の写真のように、糸を挟みこむようにマスキングテープを貼り合わせ、三角形に切るだけでミニガーランドが完成します。まずはテープだけで手軽にデコレーションすることから、始めてみてはいかがでしょうか。

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